会長挨拶(2025-26年度)


会長 長山 正剛
会長 長山 正剛

 

第72代会長を務めさせていただく事になり、大変光栄であります。どうか一年皆様のご厚情をもってお支えいただきますよう心よりお願い申し上げます。

 

一昨年秋に会長ノミニーとして拝命いただいた時、どういう一年のテーマや志をもってやっていくかを考えました。高槻ロータリークラブは、昭和29(1954)年6月にチャーター伝達式が行われました。私の生まれは昭和35(1960)年ですから生まれる6年前に誕生したことになります。72年間の間、当たり前ではありますが72名の会長と幹事、副会長で200人を超え、勿論それぞれの理事の皆さんの人数、会員の皆さんの数を合わせると数千人を超えるのではないかと思います。

 

本年度1回目の例会は第3710回です。例会だけでもこの数字。これに事業や懇親会・炉辺、数々の記念事業、地区の諸会合とありとあらゆるロータリーでの出来事は数えきれません。

 

高槻ロータリークラブの歴史と伝統とはどこにあるのかと考えます。その答えは色んな尺度で色々な皆さんの想いがある。私はこう考えます、例会をベースとして常に会員の皆さんが高槻ロータリークラブ最善の道を選んで進化してきた72年ではないかと思います。

 

そういったなかで、本年度の志として想い浮かんだのが「温故知新」であります。私は委員長を拝命した折に過去はどうしたかを調べることを常としてきました。その中から過去の委員長さんや会員の皆さんがどういう思いでされたのかを知りたいからです。

 

温故知新は昔に学び新しい知見を得ると言う意味ですが、幸い本年度は周年の狭間にあり、少しゆっくりと歩むことが出来る1年ではないかと思います。諸先輩が通られた道を今一度確認して、次の高槻ロータリークラブを考えながら歩く1年であれば良いと思います。

 

国際ロータリー第2600地区吉川健之ガバナーは本年度方針として「温故創新」と語られました。温故創新は過去の事実を研究し、そこから新しい価値を創造すること、単に学ぶだけではなくそれを活かして新しい行動指針に繋げることであります。私はこの温故創新と言う言葉を聞き、ハッとしました。なるほどそうなのだと胸にすっと入ってきた気がします。

 

クラブに取組むべき課題は会員増強、炉辺会議、親睦活動の充実、クラブ間の交流、ITコミュニケーションを使った認知活動、青少年育成、等々他にも沢山ありますが、温故知新と温故創新を志として、幾多の先輩がみていることを会員の皆さんと共に感じながら、任務を果たして参りたいと存じます。何卒よろしくお願いいたします。

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